BOYS AND MEN(ボイメン)を推していこうと決めた訳

BOYS AND MENのアルバム「友ありて・・」が12月20日に発売となった。フラゲ日の19日にはオリコンのデイリーランキングで1位を獲得している。阿久悠の没後10年、作詞家50年のメモリヤルイヤーの最後に、阿久悠の作詞による表題曲を含むアルバム「友ありて・・」が好セールスなのは感慨深い。

BOYS AND MENは、東海地方出身・在住の男性メンバーで構成された、日本のエンターテイメント集団、歌手グループ、ご当地男性アイドルグループである。略称はボイメン。略表記はBM。2016年4月からは10人で活動。YanKee5と誠という5人組の2つの派生ユニットに分かれている。フォーチュンエンターテイメント所属。〈ウィキペディアより〉

正直、音楽好きのノンケのオッサンでしかない筆者にとって、男性アイドルは範疇外の門外漢なので、先のジャニーズ以外の男性アイドルを紹介する記事をライティングする際に、ボイメンを初めて認識した次第だ。

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あのアイドルとシンクロするBOYS AND MENの勢い

彼らは2010年の結成から7年、名古屋を拠点としながらも今年の初めに武道館単独ライブを成功させ、全国ツアーで着実にファンを増やしている。

歌謡番組に”出られない”彼らは、紅白歌合戦への出場を目標として掲げて活動している。今年、BOYS AND MENがゴールデン枠での出演を果たし、少なからず爪あとを残したのが超特急と出演した「めちゃイケ」と、”マッスルももクロダンス”を披露した「ものまねグランプリ」であろう。どちらも”お笑い枠”ではあるが、しっかり存在感を示していた。

思えば、歌番組に呼ばれずともライブを重ね、ファンを増やし紅白出場の夢をかなえた「ももクロ」も、はじめに大きく認知を広げたのは”お笑い枠”として「ゴッドタン」へ出演したことだった。

今のBOYS AND MENは、2011年~2012年頃のももクロが持っていたステージを駆け上がろうとする勢いが感じられる。そういう勢いを裏付ける様に、前山田 健一の楽曲「帆を上げろ!」を今年リリースしている。

BOYS AND MEN / 帆を上げろ!

なんとも前山田らしい”ガチャガチャ”な楽曲で、超特急などと同様「ももクロあやかり」のような気もするが、こういった攻めの勢いを持ったグループに前山田の楽曲はハマる。

そして「友ありて・・・」である。ももクロもこの冬、阿久悠の歌詞を起用した楽曲「天国の名前」をリリースした。

BOYS AND MEN / 友ありて・・

昭和歌謡を代表する作詞家の魂が、多くのファンから支持をされながらも民放歌謡番組に”出られない”二つのグループに託されたことは、特別な意味のあることの様に思える。

巨悪に挑むボイメンの格好良さ

この時期、紅白やレコ大、FNS歌謡祭など大型音楽プログラムが目白押しだが、どのプログラムも同じような顔ぶれで、視聴者のニーズよりも芸能村の力関係を重視しているのが透けて見えるので、テレビで見る歌謡番組は本当につまらなく感じてしまう。

特に男性グループに関しては、ジャニーズ事務所の自由競争原理を無視した無節操な囲い込みと、賞を金で買う傍若無人なLDHおよびバーニング系列に枠が押えられ、他の男性グループなど出演する余地が無い。

年末のテレビ雑誌の表紙が文字通り「全て」同じ男性グループで飾られるなど、多様性が謳われる現代において極めて「異常」だ。皆がその”異常”を感じながら諾々と受け入れてしまう状況は憂うべきであろう。

そんな歪んだメディア支配が蔓延る中、LDHが買収疑惑でノミネートから外れたスキを突いて、BOYS AND MENは昨年の日本レコード大賞において新人賞を獲得している。

BOYS AND MEN / ヤングマン〜B.M.C.A.〜

しかしこの快心の一撃受賞によって、ボイメンは余計に支配層からロックオンされてしまったのかもしれない。一昔前ならレコ大で新人賞を獲ったなら、キングオブコントで決勝進出した「にゃんこスター」並みにテレビでの露出が増えたものだが、2017年ボイメンの活動は「不自然」なくらいメディアで取り上げられることが無かった。

筆者は別にジャニーズ事務所のタレントが嫌いなわけではない、SMAP世代であるし嵐は人気に見合う実力を持っているとも思う。TOKIOも好きだしHey!Say!JUMPがタレントとして質が悪いとも思わない。

しかし、彼らの所属している芸能事務所は日本のエンターテイメント界にとって”好ましくない”。強大な権力を持つものが、自分の利益を優先にして自然な在り様を曲げるのであれば、それは「悪」である。

男の格好良さを体現するBOYS AND MENを応援したい

BOYS AND MENが挑む相手は強大である。そして邪悪だ。そういった大きな相手に立ち向かう「男」の格好良さに惹かれる。
ギャング団に少数の仲間たちと立ち向かうワイアットアープや、やくざの組に一人乗り込む高倉健、無法の山賊に立ち向かう7人の侍、悪行を重ねる大名を倒す十三人の刺客、朝廷の信任を失いつつ儀に生きた新撰組。

BOYS AND MEN / YAMATO☆Dancing

判官贔屓なのかもしれないが、BOYS AND MENは真っ当にファンを楽しませ、もっと多くの人を楽しませたいと、大きな壁に楔を打っている。

2018年、BOYS AND MENが描く「男の生き様」に期待している。

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