
テレビ朝日系の音楽バラエティ番組「関ジャム 完全燃SHOW」で、10月8日に、関ジャム音楽史~ヴィジュアル系編~が放送され、Twitterのトレンド欄はかつてないほどにヴィジュアル系バンドの名前が並び、バンギャルの興奮したツイートが多く流れました。
番組終了から1時間以上経っても「関ジャム」のワードはトレンド1位をキープしており、番組の影響は凄まじい…。
今回はその中で『親に紹介できないヴィジュアル系バンド』として紹介されたヴィジュアル系バンド「DIR EN GREY」について注目していこうと思います!それではさっそく行ってみましょう!
そもそもヴィジュアル系とは
ヴィジュアル系ヴィジュアル系って言うけど、そもそもヴィジュアル系の定義ってなんなのよ!って思っているそこのあなた。
調べましたよ。こちらをどうぞ。
ヴィジュアル系(ヴィジュアルけい)は、日本のロックバンド及びミュージシャンの様式の一つ。 特定の音楽ジャンルではなく、化粧やファッション等の視覚表現により世界観や様式美を構築するものである。「 ビジュアル系」とも表記され、「V系」(ブイけい)、「V-ROCK」(ブイ・ロック)とも呼称される。(Wikipeidより引用)
音楽ジャンルではなく、視覚表現により世界観や様式美を構築するもの…。
視覚表現によって構築されているものだから「Visual(視覚の、視覚に関する)」系なんですね。なるほどなるほど。
そして音楽ジャンルではない、ということ。
例えば、「Plastic Tree」はオルタナティブロックやシューゲイザーと称されています。
他にも「SuG」はエレクトロニック、「vistlip」はラウドロックやミクスチャーロックと言われています。
そして今回紹介していく「DIR EN GREY」はヘヴィメタル、メタルコア。
このように、一言でヴィジュアル系といっても音楽ジャンルは様々なのです。
DIR EN GREYって?
1997年に大阪府で結成し、1999年1月にメジャーデビューを果たしたヴィジュアル系ロックバンド、DIR EN GREY。
日本を始めとした世界各国で活動しており、ライブ活動も南米を含む全米から計30カ国で公演を行っています。
ボーカルの京が幅広い声域や、デスボイスやファルセット、ミックスボイス、ホイッスルボイスなどの多彩な歌唱表現を使い分ける点が大きな特徴のひとつ。
PVやライブでの過激な表現も特徴的で、一部のPVでは過激な題材に触れていることでレコード会社などから規制をかけられるほど。
耐性がない人は見るのきついかもしれません。閲覧注意です。
ヴィジュアル系といえば、派手なメイクに奇抜な衣装…と思う方も多いのではないでしょうか?
実際、DIR EN GREYも結成からしばらくはいわゆるヴィジュアル系というような過激なメイクや奇抜な衣装で活動してきましたが、2005年以降はメイクをせずに衣装も私服や軽装へと変わっていきました。
しかし2011年にゾンビ風特殊メイクを披露したことから、以降はメイクに対して柔軟な姿勢をとるようになり、現在でもメンバーによってはメイクをしたりしなかったり。
見た目にとらわれないこともDIR EN GREYの魅力のひとつなのではないでしょうか。
ボーカル 京の特殊なサイン
そんなDIR EN GREYですが、ボーカルの京のサインが特徴的だと話題です。
いくつか調べてみましたので、ご覧ください。
サイン会京さんやった!!!!フランスパンとホ頂きました!!!!かっこよかったしかわいかった!!!!最高&最高!!!!! pic.twitter.com/aKaLZsFink
— ぱんさー (@psyence_02) July 30, 2016
京さんに頂いたサイン「ほ」です!
ありがとうございます! pic.twitter.com/8MZgsDcx2u— 緒方。DIR虜 (@ikeogaga) July 29, 2016
京さんからシンヤさんのサインを頂きました。 pic.twitter.com/lHyBQ8IkCe
— tali (@Me_kara__uroko) July 29, 2016
バッグこれやったんやけどブックレット渡してお願いしますって言ったら京さんバッグ見てうんうんって頷いてサインしてもらったのがコレです。 pic.twitter.com/qAJhbic8jg
— 泉 (@yukivis) July 29, 2016
京くんが自分で書いて爆笑してたのがこちらになります可愛いいい(つд;*)思い返して幸せ。京くんの一言一言が面白くて沢山笑って過ごせました!今日に感謝してます!有難うございます! pic.twitter.com/JgfJb82Xxe
— ひぃちゃ✞京虜 (@hichaaan) July 29, 2016
いかがでしょうか。
サインとはいったいなんなのか…。
一見すると強面なボーカリスト 京ですが、サイン会の様子を見ると案外おちゃめな人なのかも知れません。
それにしてもファンに愛されてるのがよくわかるツイートばかりですね。
DIR EN GREYのファンのことを「虜」と称しますが、まさに虜!といった感じですね。
「痛み」について書かれた曲たち
DIR EN GRAYの曲は初期から一貫して「痛み」ついて様々な視点から描かれているといいます。
今回は数ある中でオススメの曲を3曲紹介してきましょう。
1.残-ZAN-
初期の最凶曲とも言われる「残-ZAN-」。
放送コードギリギリの歌詞、絶叫や悲鳴が次々と現れる狂気に特化したDIR EN GREYの代表曲です。
激しい展開がある攻撃的な1曲。PVは規制がかけられているので、見るときはある程度覚悟をして見てくださいね。
2.OBSCURE
2003年にリリースされた「OBSCURE」。
こちらのPV、DIR EN GREYのPVの中で1番有名といっても過言ではないのではないでしょうか。
こちらも規制のかかっているPVなので、そのつもりで見てくださいね。
PVはグロいですが、曲は凄くかっこいいですよ!ボーカル 京のシャウトに震えます。
3.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
2010年にリリースされた「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」。通称はげやみ。
最初にこの曲を聴いたとき、まず曲名の長さに驚きました。そして次に曲のかっこよさに驚きました。
キャッチーでメロディアスなサビに、激しいシャウト、力強いコーラス。
DIR EN GREYらしさを残しつつも、とても聴きやすい1曲だと思います。
こちらもPVは規制かかってます!注意!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
親に紹介できないヴィジュアル系バンド、と言われる所以もなんとなく伝わったのではないでしょうか。
しかし彼らは世界的に人気のあるバンドでもあり、もちろんグロさや痛々しさだけではなく、楽曲やパフォーマンスに様々な魅力をもっているバンドです。
今回紹介した曲以外にも素晴らしい曲はたくさんありますし、メンバーの魅力もまだまだ伝え切れていないので、これを機にDIR EN GREYの世界をみなさんにどんどん知っていってもらえたら、と思います。
まだまだ紹介しきれていないDIR EN GREYの世界観、ぜひどっぷりとはまってみてくださいね!