うららかーな春の日差しが暖かいですね。
今年は桜の散り始めが早く、開花も早いとのことで、お花見に行く予定の方は見頃を逃さないように気をつけましょう。
さて、ボカロ界隈でも桜はもてはやされます。
「VOCALOID桜曲」というタグをご存知ですか?
このタグのついた曲は、まさに百花繚乱という感じで咲き誇っています。
桜が散ってしまった地方の方も、まだ咲いていない地方の方も、ヴァーチャルな「耳でする」お花見に出かけませんか?
外せない王道!「千本桜」
「千本桜/黒うさP」
まずは絶対に外せないのがタイトルにも使用した「千本桜」ですね。
桜曲タグはついていないのですが、ボカロが好きな人が「桜」と聞いたら必ずこれを連想します。
和楽器バンドなどがカバーしたことでも知られ、車のCMソングにもなりましたね。
曲自体の完成度が非常に高いので、楽しんで聴くことが可能です。
卒業式の定番ソングに「桜ノ雨」
「桜ノ雨/halyosy」
春は出会いと別れの季節。
そんな部分をフィーチャーした楽曲がこの「桜ノ雨」です。
とある学校が卒業ソングとして学生たちに歌わせたことがきっかけで、今では卒業式といえばこの曲という感じもしますね。
しっとりと美しく、友情を感じさせる楽曲です。
今年もこの曲で盛り上がる「桜前線異常ナシ」
「桜前線異常ナシ/ワタルP」
毎年ニュースで「今年の桜前線はもうここまで〜」なんて言われてますが、異常ナシって言ったら異常ナシなんだよ!!(べらんめえ)
この楽曲非常に高品質で、聴いていてわくわくするだけでなく、和の音階も上手に取り入れていて素晴らしいです。
文学少女にぴったり「桜の森の満開の下」
「桜の森の満開の下/あわけんP」
この楽曲だけMEIKO(初代VOCALOID)です。
ミクは調声が楽なんですが、MEIKOは初代だけあって歌声の微妙な調整が難しいボカロ。
大胆に歌わせることでその個性を発揮しますが、このように繊細な歌詞を歌わせるのもまたオツなものです。
Youtubeになくてごめんなさい。
春の日に最適な曲「うららか」
「うららか/せひうすP(forottageshi)」
そして是非とも聴いていただきたいのがせひうすPの楽曲。
ボサノヴァ調のこの「うららか」、まるで春の日差しを受けているようじゃありませんか?
ぽかぽかの芝生に寝転んでいると花びらがはらり…そんな情景が浮かんできます。
ボカロ界隈の懐は深い!さまざまなジャンルを見つけよう
春は発見の時期でもあります。
ふきのとうやつくしが顔を出すのを発見。
雪が溶けて川の水の量が増えているのを発見。
そんな「発見」は、音楽でもできます。
見慣れた楽曲の中にお気に入りの楽曲を発見できたら、それは無常の喜び。
あなたの耳を頼りに、お花見をしながらさまざまな楽曲を「発見」してくださいね。