夕暮れ、浴衣、汗をかいたうなじに一陣の風…V系祭り歌!

日本列島お祭り好きな民族の皆様お元気ですか?
私は太陽も高くなって、「あー夏がそろそろくるな」と実感しています。
洗濯物が乾いてとても良い。爽やか。

でも爽やかじゃない見た目の皆さんだって夏は平等にきます。
そう、V系だって夏を満喫したいのです!

でも「初夏の日差しを感じたら…V系夏ソング7選」を書いてしまっているので、今回は違う着眼点で書きたい!
そう、夏祭りです。

特に、解散してしまって今では手に入りにくいバンドの楽曲を皆さんにお知らせしたい…具体的に言うと私の好きなバンドをごり押ししたい…!!
というわけで、サクッとご紹介しましょう!

幼い頃の恋心を大切に…それはきっとたからものだから

たからもの。/ホタル


CD版とアレンジが違うのは勘弁していただきたい。

ホタルは00年代に活躍した叙情系歌謡ロックバンド。
とにかく情緒に訴える歌詞とメロディが素晴らしく、何度も泣かされそうになりました。

そのホタルが活動休止をするちょっと前に発表した「ヒトオト」というCDに収録されているこの曲は、幼少期のセンチメンタルな思い出を優しく撫でてくれること請け合い。

とにかくメロがいい。歌詞もいい。

ボーカル・慎一郎の耳に心地よい低音ボイスがすーっと染み渡っていきます。
このYoutubeにアップされているバージョンはロック色が強いですが、気になった方はバラード全開のCD版も聴いてみてくださいね。

祭りの夜に燃え上がる恋心は君と僕の秘密

一夜官女/美空

ごめん音源がこのメドレーしか見つからなかった。

1曲目が美空の「一夜官女」なのでぜひ聴いていただきたい。
こちらも叙情系の歌謡ロックバンドですが、ホタルよりも活躍した時期は若干遅いです。

また、全国流通したCDが一枚だけと言うマイナーバンドでもあります。
ボーカルの声は少々「ん…?」と不安になる感じですが(舌ったらず感が出てます)、インディーズにしては楽曲のクオリティが高く、特にこの「一夜官女」は構成といい音色といい完璧です。

歌詞も精一杯の恋心を表していて、とても「青春!」という聴き心地。
もっと音源が欲しかったバンドのうちのひとつです。

ド定番曲を熱く歌い上げろ!「夏祭り」のカバー

夏祭り/ギルド


私このバンドよく知らないんですけど(10年代はほぼほぼ無知)、ゴールデンボンバーの後輩バンドなんですね。
現在活動しているのかしていないのかが調べてもはっきり出てこない…wikiでは一応2017年にワンマンをしてから活動休止していることになっています。

バンドとしては「80年代ぐらいのハードロック」の音色を狙って出していて、「ちょいダサ」感を楽しんで欲しいという部分があるようです。
でもってこの「夏祭り」ですが、Whiteberryの「夏祭り」の正統派カバーですね。

演奏力がめちゃくちゃ高いわけではないものの、しっかりした安定感があります。
特にボーカル。RYUICHIの伸びのある声が楽曲に合っていて最高です。

現在はRYUICHIは脱退しているとのことですが、この声は同じ事務所の「ALL I EANT」で聴くことができます。

夏祭りであの子と急接近…そのドキドキ感はV系だからこそ表現できる??

もともとV系という大雑把なくくりの中には、叙情系のバンドが多数含まれていました。
ムックとかシドが代表ですね。

そういったバンドが知名度を上げるごとに、やはり同じ系統のバンドが増えて、一時期は右を向いても左を向いても歌謡ロックなんてことも。
なんでそんなことになったかというと、V系はエモーショナルな表現がしやすい場であったことがひとつ。

メイクやステージングで世界観を表現するとき、そして楽曲を作成したときに、表現できるものが、普通のバンドより多いんですよね。

そのため、「夏祭り」なんていう想像力をたくましくできるワードがあると、このように素晴らしい楽曲がいくつも生まれることになるんです。
おそらく私がカバーしていないバンドでもたくさんの祭り歌が存在すると思います。

この夏は好きなバンドのドキドキする祭り歌を聴いて、青春を感じてみませんか?

文=阿部春泥

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