オーバー40の陰キャなオジサンが歌える「桜ソング」10選

春、桜の季節。学生なら入学卒業のシーズンだが、社会人なら花見やら送迎会やら新人歓迎会など、とかく「宴」が多くなる季節でもある。

「宴」といえば、歌の一つも披露するのが”一人前の大人”としてあるべき姿だと思うが、誰でも歌が得意な訳じゃない。歌唱力に自信が無くカラオケも滅多に歌わないというオジサンは意外と多い。

だからと言って、職場の付き合いでカラオケに行っても「オレ、歌えないっすから・・・」と頑なに歌うことを拒み、場の空気を悪くするのも「大人げない」というものだ。しかも、部下の一人や二人任されているオジサンな年齢であれば「宴」の場でも無難にキメておかないと、日々の仕事にさし障りが生じる。

そんな陰キャなオジサンのために、この時期に歌っておきたい数多い「桜ソング」の中から、無難に歌えて職場の人からも一目置かれる曲を選んでみた。

オジサンが歌って無理のない「大人」の桜ソング

桜をテーマにした曲はとにかく多いのだが、季節がら別れをテーマにしたバラード調の曲ばかりだ。歌唱力に自信があるなら森山直太朗の「さくら(独唱)」でも朗々と歌っておけば間違いないが、歌が下手なヤツのバラードほどキツいものはない。

歌に自信の無いオジサンは、適度にアップテンポで広い世代の人が知っている年相応な選曲で、無難にやり過ごしたい。そんな時はスピッツの「チェリー」で決まりだ。

スピッツ / チェリー

もう少し「大人の男」としての存在感を示したいなら、エレファントカシマシの「桜の花、舞い上がる道を」というチョイスも良いだろう。

エレファントカシマシ / 桜の花、舞い上がる道を

他にも公式のMVが無いので貼らないが、斉藤和義の「桜」なども、チョット渋い大人の魅力を演出できるだろう。

バンドマン風情なこだわりのオジサン向け桜ソング

「昔バンドやってたんだぜ」という音楽センスのこだわりを見せたい、自己顕示欲の強いオジサンは、フジファブリックの「桜の季節」を歌っておこう。

フジファブリック / 桜の季節

早逝したフジファブリックの志村正彦を想って目を潤ませながら歌えば完璧だ。
もう少しバンドマンらしいワイルドさを醸し出したいなら、10-FEETの「cherry Blossom」を大声で歌おう。10-FEETを知っている同僚や部下がいれば、盛り上がること間違いない。

10-FEET / cherry Blossom

部下に一目置かれたいオジサン向け桜ソング

会社では上司として厳しく接していても、宴の席では世代を越えて部下と親しく交流したい。とはいえ、若者に媚を売る様なイマドキの歌をオジサンが無理に歌えば、部下にドン引きされることとなる。

そんな微妙なラインを狙う時には、KANA-BOONの「さくらのうた」かKEYTALKの「桜花爛漫」をお勧めする。軽快なアップテンポの曲は歌唱力が多少”アレ”でもごまかせるし、部下と一緒に盛り上がれれば最高だろう。

KANA-BOON / さくらのうた

KEYTALK / 桜花爛漫

もうひとつ、ちょっとマニアックな選曲で筆者がオススメしたいのは、DOESの「三月」という曲だ。2016年に活動休止したDOESの隠れた名曲で、第二新卒くらいの年代でバンドをやっていた若者であれば、この曲を上司が歌ったら泣いて喜ぶかもしれない。

DOES / 三月

女心も分かる”キモくない”オジサン向け桜ソング

若い女性社員にもアピールしたいスケベ心を持った欲ばりなオジサンは、aikoの「桜の時」か、YUIの「CHE.R.RY」を歌っておこう。20代は難しいが、アラサーならこの選曲でアピールできるはずだ。

aiko / 桜の時

YUI / CHE.R.RY

“恋しちゃったんだ~♪”のところが、オジサンが歌うとキモさスレスレな気もするが、勢いで乗り切って欲しい。

陰キャを卒業したいオジサン向け桜ソング

普段は陰キャと思われているが、宴の席でそんな印象を一気に払拭したい!だからと言っていきなり、でんぱ組.incの「サクラあっぱれーしょん」や初音ミクの「千本桜」をチョイスするのはオススメしない。

たとえ歌える曲だとしても、オジサンがそんな曲をノリノリで歌う姿は痛々しく、オタク認定され気持ち悪がられるだけだ。そういうオタク趣味は気の置けない仲間内だけに留めておこう。

ここは、今売れに売れている女性ウケも高い「陰キャの味方」星野源に助けてもらうと良い。

星野源の「桜の森」は、星野源らしいミディアムテンポのダンサブルな曲なので、軽くステップでも踏みながら歌えば陰キャなイメージも払拭できるだろう。

星野源 / Crazy Crazy : 桜の森(桜の森はMV後半ワンフレーズのみ)

自分と同世代のオジサンの身になってシチュエーションを考えつつ選曲してみたが、どうだろう。

この選曲なら、歌うのが苦手な人でも適度にノリが良い曲ばかりなので、場をシラケさせる事も無く乗り切れるはずだ。

是非とも参考にして、オジサンの存在感を示してもらいたい。

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