AAAの「個性」を再確認しよう!キャリア10年を超えても尚人気な理由とは

AAAのニューシングル「LIFE」が2017年10月18日リリースされた。

ドームツアーやタイアップ、CM出演にドラマ出演など数多くのスケジュールをこなし、輝き続ける男女混合6人組ユニットだ。
2005年に結成されたユニットが現在も古いと思われず、第一線で活動を続けられる理由はなんなのか。

AAAの魅力を振り返ってみよう。

「すべてのことに挑戦する」グループ

AAAというグループ名は、「Attack All Around」の頭文字から来ている。
つまり「なんでもチャレンジします!」というのがAAAの信条だ。

2017年現在のメンバーは

宇野実彩子
浦田直也
西島隆弘
與真司郎
末吉秀太
日高光啓

男性5人、女性1人の6人。

メンバー個々がソロ活動もしており、歌やダンスだけでなく、映画・ドラマ・舞台・モデルと、活躍の場は幅広い。

音楽の面では、浦田直也、西島隆弘(Nissy)、日高光啓(SKY-HI)が活動を活発に行っており
ソロコンサートのキャパシティもアリーナや武道館をワンマンで行えるほどの人気を個々でもっている。

AAAはアイドルや音楽ユニットというより、「スーパーパフォーマンスグループ」と呼んだ方が彼らの本質をつかみやすい。
ライブも独特で、普通のコンサートの最中にアクロバットや演劇を交えることもある。

2007年からは海外でも活動をしており、ファンも世界中に存在する。
紅白に初めて登場したのは2010年で、白組として連続出場したが、2013年には紅組で出場。その後は白と紅を交互に行き来している。

多様な音楽性を飲み込んでしまうクセモノ揃い

代表曲として名高いのが「恋音と雨空」。

恋音と雨空

しっとりとした曲調と恋愛の切なさを見事に歌い上げているこの曲は、多くのファンから支持されている。
しかし筆者的には、7枚目のシングルである「ハリケーンリリ、ボストン・マリ」を推したい。

ハリケーンリリ、ボストン・マリ

MVが完成度の高いドラマ性を持っている上に、日本の音楽史を語る上で外せないであろう重要人物、真島昌利(元BLUE HEARTS)が作詞作曲をしている。
覚えやすいポップなメロディと不思議な雰囲気の歌詞は、彼らの「元気いっぱい夏がお似合い」という当時のイメージづけを後押しした。

脱退後のメンバーの幸せな様子が見られる

普通音楽グループなどのメンバーの脱退は、ネガティブなニュースとして取り上げられることが多い。
特にAAAは男女混成ユニットだったため、女性が2人抜けたのは大きな痛手だった。

しかし元メンバーである伊藤千晃の脱退は、ファンも祝福ムードで歓迎。

脱退の理由が結婚と妊娠、出産準備だったからである。

現在もオフィシャルInstagram、オフィシャルTwitterでモデルとして活動を続けており、応援をし続けるファンがその動向を見守っている。

AAAは次世代のパフォーマンスグループの雛形になれるか

もともとエイベックスの企画で誕生したグループだが、まさかここまで寿命の長い人気者になるとはおそらく誰も想像していなかったのではないだろうか。
エイベックスの企画モノグループは大体一瞬大流行したあと、静かに姿を消し、「最近見ないな」なんて思っていたら解散してしまっていることが多数。

中にはタレントとして覚醒しているキャラの強い人間もいるが、そんなのはごく少数だ。

様々なジャンルに挑戦し続けるAAAは、現在追随するグループが存在しない。
現在舞台や演劇、ファッションショー、声優、ライブツアーなどを同時にこなせる「多機能的ユニット」がいない訳ではないものの、AAAほど幅広くは活動していないのだ。

確固たる市場価値を生み出している彼らにインスパイアされたグループがいずれ出てくるだろう。
その頃にはAAAが「グループユニットとしての雛形」となっているかもしれない。
 

文:阿部春泥

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