スピッツの一度は聞いたことがある名曲CMソングたち

スピッツの一度は聞いたことがある名曲CMソングたち

結成30周年を迎えた長寿バンドスピッツ。
老若男女、幅広い層から愛され続け、今でも変わらないペースで活動を続けている。

国民的なヒットソングから、コアなファンが知るギャップのある1曲、実験的で斬新、そして挑戦的な言わば「らしくない」曲まで、そのレパートリーの広さは長年の活動における賜物である。
今回は、そんな数々の楽曲の中で今までCMソングとしてタイアップされた楽曲を紹介したいと思う。

一度は聞いたことがあるあの曲もこの曲も登場すると思うので、一緒に振り返ってみよう。

スピッツについて

スピッツの一度は聞いたことがある名曲CMソングたち

メンバー

草野マサムネ
ボーカル/ギター 1967.12.21生まれ O型
三輪テツヤ
ギター/コーラス 1967.5.17生まれ B型
田村明浩
リーダー/ベース/コーラス 1967.5.31生まれ A型
崎山龍男
ドラム/コーラス 1967.10.25生まれ B型

スピッツの魅力

数ある魅力の中からピックアップするとすれば
「押し付けがましさのない表現」
「気取らず、にじみ出るかっこよさ」
「音楽活動に対する真摯な姿勢」
といったところだろう。

そのキャリアや世間の支持からして、スピッツはすでに成功したスター的な位置として認められる。
ただ彼らは楽曲・ライブ・コメント、そのすべてにおいて気取ったり天狗になったり、高飛車な物言いをすることなどが一切ない
それどころか、新人アーティスト顔負けの謙虚さや腰の低さを見せることもある。

それでもスピッツに影響されリスペクトするアーティストは後を絶えず、崇拝するファンも多い。
その理由は、アーティストとして自己主張をする場をしっかりわきまえているところにある。

音楽番組のトークや雑誌のインタビューなど、誰が見てもわかりやすく個性が出るところでは一歩引いた謙虚さが目立つが、ひとたび楽曲やライブとなると、その主張は他の追随を許さない完全な個性が際立つ。

決して押し付けがましさがなく、気取ることなく、それでも聴く者観る者に伝わるにじみ出る個性と魅力。
真摯に向き合ってきた音楽活動やファンへの姿勢から培った、スピッツの最大の武器だろう。

そもそもCMタイアップとは?

それでは今回そんなスピッツの名曲からCMソングとしてタイアップのあった楽曲を紹介するが、その前にそもそもCMタイアップとは何なのか?どんな効果があるのか?などを書いておこうと思う。

タイアップの意味

タイアップ=tie up
結びつくという意味から、「協力・提携」といった定義で使われる。

映画と音楽、本と音楽、漫画と音楽。
それぞれ別の分野・業界が結びつき、協力・提携を行う。

映画やCM製作者側が、音楽事務所やアーティストに主題歌としての楽曲制作依頼を行ったり、またひとつの企業が売り出したい商品を映画の中で登場させたりと、その方法は様々である。

タイアップから期待できる効果

別の分野が結びつくことによって、例えば映像と音楽、文字と音楽、商品と映像、などそれぞれ印象は高まりインパクトが強くなる
その結果、それぞれの知名度・売り上げ向上などの相乗効果が期待できる。

タイアップは双方にとってWIN-WINの関係で成り立っており、現在では当たり前の手法となっている。爆発的なヒットの影にはこのタイアップの成功が隠れていることも多いだろう。

スピッツのCMタイアップ曲5選

さて、それではスピッツの魅力やタイアップについて触れたところで、いよいよスピッツのCMタイアップが付いた代表的な5曲を紹介しよう。

歌ウサギ

タイアップ:「先生! 、、、好きになってもいいですか?」主題歌

ささやくように淡々と歌う出だし、サビで広がる展開からメロディアスに発展するCメロへ突入。
曲と映画のドラマチックな展開と、どこまでも現実をテーマにしている舞台がリンクし素晴らしいタイアップ。

ヒビスクス

タイアップ:SUBARU「フォレスター」CMソング

さわやかな曲調とは裏腹に、戦争や特攻隊など重く哀しいテーマの1曲。
曲調とSUBARU「フォレスター」の疾走感がマッチしており、見事な相乗効果が生まれている。

空も飛べるはず

タイアップ:「SUUMO」CMソング ※泉まくらカバー

引越しをする風景からその部屋への想いが描かれているCMと、「君とであった奇跡がこの胸に溢れてる」という歌詞のリンク。
制作時期とCM公開の時期にはだいぶ差があるが、このCMのために制作されたのではないかと思うほどそれぞれを引き立てあっている。

タイアップ:キリン「午後の紅茶」CMソング

「あいたいって、あたためたいだ」
そのキャッチフレーズと、CM中に漂う哀愁。
この哀愁を極限まで際立てているのが、この珠玉のバラード「楓」だろう。

スピッツの楽曲には多くの解釈があるため曲に込められた本当の意味はさておき、CMのストーリーと合わせて歌われる「さよなら君の声を抱いて歩いていく」という歌詞は、このときまさにこのCMのための言葉のように思える。

タイアップ:グリコ「ポッキー」CMソング

今では古いCMだが、まだ記憶に残っているスピッツファンも多いだろう。
スピッツのシングルとして初めて、オリコン初登場1位を獲得した曲。
ロングセラーのポッキーのCMへの起用もこの功績に繋がっているだろう。

CM内での甘酸っぱい恋愛の風景と、「幻よ醒めないで」と耳に残る歌詞。
見事に映像と歌がリンクする演出である。

最後に

他にもCMや映画などとタイアップをしているスピッツの楽曲は多数ある。
スピッツという唯一無二のバンドがその知名度を広げていった裏には、このタイアップという効果が少なからずあるだろう。

だが、もともとのスピッツの魅力やそのポテンシャルがあってこそ、他業界がその魅力に気付いたからこそ、実現したタイアップだということは忘れてはならない。

音楽や映像が他の分野との相乗効果で更に拡散されていく、この文化は今後も日本の芸術に大きく貢献していくだろう。
今後も、音源やライブ以外でもスピッツの楽曲を聴くことができる機会を楽しみにしていたい。

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