カバーブーム到来!カバーの魅力、名曲紹介

カバーブーム到来!カバーの魅力、名曲紹介

名曲は世代を渡り語り継がれる。
その歴史作り、知名度を広げている方法のひとつとして、他アーティストによるカバーがある。
ここ数年で巻き起こっているカバーブーム。

原曲がまるでそのアーティストの曲のようにアレンジされ、リリースされる。
そしてそのクオリティが高ければ高いほど、それは原曲への評価にもなるのだ。
今回は、一度は聴いたことがあるだろう、よくカバーされる名曲達を紹介しよう。

なぜカバーを行うのか?

そもそもなぜ自分の楽曲を持つアーティスト達は他アーティストの曲をカバーするのだろうか?
その理由は大きく分けて2つある。

原曲へのリスペクト

そのカバーをするアーティストが原曲から強い影響を受けたり、忘れられない思い出があったりと、どうしても自分からのアウトプットでその曲をリリースしたいという場合にカバーを行う。
また長時間のライブなどで持ち曲が足りないといった場合にも、なるべく自分のカラーにあった原曲、すなわち今の自分の音楽性を作っているルーツとなる楽曲を選びカバーする。

原曲の力を借りた宣伝効果

長く語り継がれる名曲をまだそこまで売れていないアーティストがカバーし、楽曲の力を借りてアーティスト名を宣伝する。
この場合、カバーを行うアーティストだけではなく、カバーされる楽曲やオリジナルのアーティストも同時に注目され、相乗効果が期待できる。

また、原曲のアレンジを自分たちのカラーに大きく変更し、カバーをするアーティストの特性をより強く強調することもできる。

カバーを行う際の権利問題

ここで気になるのが、著作権の問題だ。

日本音楽著作権協会(JASRAC)の管理楽曲であれば、JASRACに申請し所定の著作権使用料を支払う事でカバーできる。ただし、原曲に新たに編曲(アレンジ)を加えて使用する場合は注意を要する。
※以下省略

出典:wikipedia

つまりリスペクトしている原曲をカバーするにしろ、宣伝効果を狙うにしろ、権利所有者に対して使用料を支払う必要がある。
権利問題となると敷居が高いイメージがあるが、JASRACより使用料計算シミュレーションという使用料を計算できるサイトも公開されており、アマチュアや無名のインディーズアーティストでも申請をすることが可能だ。

カバー名曲7選

それでは、今も昔も変わらずカバーされ続けている名曲をいくつか紹介しよう。
どの曲も一度は聴いたことがあり、また多くのアーティストによりカバーされているため、オリジナルのアーティストの影が薄れてしまっている曲もあるかもしれない。

チェリー 原曲:スピッツ

カバーしているアーティスト
・aiko
・スキマスイッチ
・福山雅治
・斉藤誠
・岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
・BONNIE PINK
・つじあやの
など

糸 原曲:中島みゆき

カバーしているアーティスト
・クリス・ハート
・Bank Band
・吉岡聖恵(いきものがかかり)
・植村花菜
・福山雅治
・つるの剛士
など

I LOVE YOU 原曲:尾崎豊

カバーしているアーティスト
・綾香
・ATSUSHI(EXILE)
・宇多田ヒカル
・玉置浩二
・コブクロ
・河村隆一
・堂本剛
など

未来予想図Ⅱ 原曲:DREAMS COME TRUE

カバーしているアーティスト
・つるの剛士
・いきものがかり
・Acid Black Cherry
・徳永英明
・青山テルマ
・三浦大知
など

奏(かなで) 原曲:スキマスイッチ

カバーしているアーティスト
・島谷ひとみ
・高橋真梨子
・BENI
・Honey L Days
・クリス・ハート
など

歌うたいのバラッド 原曲:斉藤和義

カバーしているアーティスト
・奥田民生
・鈴木雅之
・Bank Band
・河口恭吾
・Tiara
・D-LITE(BIGBANG)
・森恵み
など

いとしのエリー 原曲:サザンオールスターズ

カバーしているアーティスト
・Ray Charles
・五木ひろし
・平原綾香
・中西保志
・平井堅
・BENI
・布施明
・西城秀樹
など

最後に

音楽でいうカバーとは、他アーティストの曲を自分の曲のようにアレンジし、歌い・演奏して発表することを指す。
ただ一般的にカバーというのは、何かを包み込んだり足りないものを補助したりするという意味で使われる。

これは音楽においても例外ではないのではないかと感じる。
ひとつの名曲が多くのアーティストやそのファンによって包まれ、足りないところを次々と付け足され、より洗練され完成されていくのだ。

冒頭でも書いた通り、カバーされリリースされる作品の完成度が高ければ高いほど、その評価は原曲にも影響する。

こうして原曲とカバー曲の相乗効果はこれからも続き、ひとつの曲がより多くの世代や国などで共有されていく。

「音楽は国境を越える」
今ブームとなっているこのカバーという文化こそ、この格言の実現化に大きく貢献しているのではないだろうか。

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