「我々の業界ではご褒美です」VOCALOIDが被虐心を満たしてくれる楽曲

性癖。人には知られたくない、だがしかし理解して欲しいもの。
SMなどがその代表的なものだろう。

かつてみうらじゅんは言った。「サブカルやロックに走った奴はなぜかSが多い」。
これは全くその通りで、なんでなのかなあと不思議に思う。

そしてなぜかボカロ界隈ではボカロにSっぽい歌を歌わせて、リスナーが「ぶひぃぃ」っとなってるのだ。
その中でも「豚度」が高い数曲を選んで見たので、是非歌姫たちに責められているところを存分に感じていただきたい。

女王様キャラといえば巡音ルカ!さあ、跪きましょう

巡姫舞踏曲/No.D


まずは定番「女王様」系から。

この楽曲のルカ様は奴隷のして欲しいことを理解した上で放置、プレイ、ご褒美とマルチに餌を与えている。
楽曲もしっかりしたNo.Dらしいゴシック調に仕上げてあり、秘密クラブの雰囲気たっぷりだ。

ニコニコ動画だと惨めな豚がコメントしまくっているのでお仲間の方は是非そちらへ。
「SMの関係を描いた曲」としては押しも押されぬ完成度の高い一曲である。

嬲っていたぶってそれを「喜ぶ」のは誰?

拷問塔は眠らない/mothy_悪ノP

ちょっとファンタジー路線に行くのならば、Mなら一度は体験して見たい拷問。

長女・ジベット、次女・ラック、三女・メイデンに死んで肉体が消滅するまで責め苛んでいただける。
歌詞の「大丈夫」というのが全く大丈夫ではないところがポイントである。

この作品は小説にもなっているので、三人娘に惹かれたのなら是非ともその話を追って欲しい。

強気な女は美しい…それがたとえ傲慢だとしても

その唇は傲慢なり/アキバヲタP


胸元とヘルメットがキティちゃんになっているこのサイバー系VOCALOIDは「猫村いろは」。
本当にキティちゃんとコラボしたボカロなのである。

そしていろはをメインに作曲活動をしているのがアキバヲタPだ。
その唇シリース第三段がこの楽曲である。
どこまでも女性優位で、相手を卑下し、愛しいと思っている。
これがSMの本質ではないだろうか。

「息すら奪え」という歌詞が素晴らしいな本当。

びんた待ち最後尾はこちらで〜す!!

びんた/アキバヲタP


そんなアキバヲタPの大傑作がこの「ビンタ」。
ニコニコでは「ビンタ行列待ち」ができているほどである。

疾走感のある激しいロックに乗せて和風の歌詞が歌われ、そして「びんた」ですよ。
楽曲自体がかなり私の好みなのだが、実はこの楽曲を知ったのは「歌ってみた」である。

そちらも素晴らしい出来なので是非チェックして欲しい。

びんた/歌い手:杏ノ助


この歌い手さんのこぶしの効いた歌声が最高なので是非他の曲も聴いてな!

主従関係に目覚めた私たちは…そう、ご主人様と奴隷

どえむ/ぶりるP


そしてストレートに「どえむ」ときた。

しかもMVは女性ボカロが男性役をしているちょっと倒錯的な雰囲気。
なんとびっくり、「どえす」という曲もある。

どえす/ぶりるP


ドMの皆さんは共感できるのだろうか。
とにかく二曲連続で聴いていただきたい。

エロい。SM趣味がなくてもエロいと感じる。

歌詞もストレートすぎて本当これはネタ曲なのか…と思ってしまうほど。

踏み躪られたい、虐げられたい、そしていたぶられたい…欲望の世界は深い

今回はわかりやすく「SM」や「愛ある暴力」をテーマに楽曲を紹介した。

細かく細分していくと「罵倒されるのが好きなのであって肉体的に辛いのはいや」という人もいれば、「限界まで肉体をいじめたい」という人もいるだろう。
もしかしたらゴム草履に性的欲求を感じる人もいるだろうし健全なところで言えばスク水(健全か?)や和服にエロスを感じる人もいる。

性癖を全部あげてそれに対する楽曲を探してもいいのだが、それはあまり需要がなさそうなのでやめておこう。
こんな楽曲が散見されるのだからボカロ界隈はまだまだ懐が深いぞ!

文=阿部春泥

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